2014.07.10
2014年7月6日 曇りのち雨 参加者:400名
高瀬川が開削されて400年を迎える今年、種々の記念行事が予定されています。当協会でも記念ウオークを7月6日に実施、400名もの参加者を迎える事が出来ました
出発式では、角倉家後継者・角倉吾郎氏からの「創始者の苦労や偉業、高瀬川の経済貢献」解説に送られ、京都駅を発ちました。午前中は、京都御苑内外に存する、名水処を訪ねました。清荒神には「無垢の井」が存し清水を湧かせています。KWA語り部・櫻井氏が、洛中名水の歴史をひもとき、皆聞きこんでいました。以降、「染井」 「染殿井」 「祐井」を訪ねて、中立売り休憩所で昼食。
午後は、がんこ二条苑前で、高瀬川の源流を訪ねました。復元された高瀬舟も眺め、京都と大阪の水運を担った高瀬川の偉業に感激しました。櫻井・語り部のレクチャーを得た後、「一の舟入」から「九の舟入」までの遺跡を訪ねました。高瀬舟を曳いた船頭道や、船回しを訪れ、生憎の雨に濡れながら、京都駅にゴールしました。400年前の産業遺跡を学んだウオークでした。
角倉吾郎氏が高瀬川を語る
無垢の井で洛中名水を説く
祐の井で明治天皇の産湯を聞く
高瀬川源流地点で、高瀬舟を説く
五の舟入跡を訪ねる
角倉了以の顕彰碑を訪ねる
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