2023.08.20
今年の五山送り火ウオークは、過去に例を見ない波乱万丈の大会になりました。先ず8月15日は台風 7号の来襲で、気象警報が出され交通機関も運休となり、「大文字観望W」は中止となりました。台風が去った8月16日も、朝には交通機関が混乱したままで、気象警報も午前10時まで出され続けました。
この五山送り火ウオーク大会には、近畿以外の関東、中国・四国などから多くの参加者が泊込みで、例年参加頂いており、今年も遠方から多くの方に参加頂きました。遠方参加者は、「朝7時の警報解除」が大会実施条件であるとは、残念ながら意識されてはおられない様で、JR嵯峨嵐山駅前には続々と参集されました。「まもなく警報解除」の状況で、遠方からの多数参加者の熱意に推されて、特別例会のスタイルではなく、規模とコースを大幅に制限した変則スタイルで開催しました。(参加169名)
最初のグループがJR嵯峨嵐山駅を出発、嵐山~大覚寺~広沢池に至りました。60年の歴史をもつ池畔の茶店には、毎年多くの利用者で賑わっていましたが、今年はチラホラの利用者でした。その後、仁和寺~金閣寺道を経て、船岡山ふもとの給水ポイントにゴールしました。遠方からの参加者は久しぶりに出会った友人らとのトークに盛り上がっていました。
台風7号の被害の大きさに翻弄されましたが豪雨に遭わずに、五山送り火点灯は無事行われ、京都の夏を送りました。
遠方からの参加者が続々集合
団体歩行スタイルで歩行
鳥居火床と広沢池を背景に
一年ぶりにかき氷を楽しむ
船岡山給水ポイントで、ドリンクを受ける
遠方からの参加者が情報交換頻り
Copyright (C) KWA All Rights Reserved.