2024.07.21
R06(2024) 7月17日 第219回「祇園祭前祭観賞ウオーク」 参加者 142名 曇り
祭の前評判が高く、大雨の宵々山でも立錐の余地がない混雑との事、本番の巡行混雑はいかばかりかと気にしながら、JR京都駅で受付、五条児童公園を経て、観賞ポイントのゼスト御池に参集しました。
参加者は夫々、日陰の見物場所を上手に見つけ、行列巡行を待ちました。10時30分に先頭を切って、長刀鉾が御池通りに入り、見事な辻回しは、大きな喝采を受けていました。
ところが、その後の山鉾の進行がスローペースになり、今まで経験したことのない遅い動きに、「今年は河原町御池の辻回しで手こずっているのかな?」との声が頻りでした。後ほど判った事実は、「鶏鉾の車輪の一部が突然破損。鶏鉾は巡行を断念し、後続の山鉾は、鶏鉾とニアミスに近い交差を経て巡行に入った」事によりました。
御池通りで見学する我々は、巡行遅延の詳細を知らず、いつものように地図裏面の山鉾図と見比べながら、「これは××」と確認の声を出し合っていました。
毎回、愉快な動作で好評な「蟷螂山」、今年も手足を巧みに擦り合せての仕草にドット笑いが上がっていましたが、突然に鎌の一部が脱落するハプニングが生じました。今年は「大車輪の破損」や「カマキリ部品破損」と珍事が続出しました。
大きなお祭りの観賞には、「見所コースや観賞ポイントへの誘導」が有効で、一人では味わえない満足を楽しんでいます」と、KWA例会参加者から嬉しい評価を頂きました。 ともかくも1時間遅れで、しんがりの船鉾が、巡行その堂々とした姿と、囃子方や曳手のきりっとした仕草に感激し大きな喝采が上っていました。
先達は長刀鉾、辻回しは見事。
地図裏面の山鉾図を仔細に眺める
市役所前の観覧席は、半分以上が海外観光客で占められていた
艶やかな綾傘鉾が進む(1)
艶やかな綾傘鉾が進む(2)
きりりとした放下鉾
巡行の速度が大幅に低下。 何故か? 何故かと図面とにらめっこ。
昼過ぎると海外観客はあっという間に消えてしまう
菊水鉾の雄姿
しんがりは、雄大船鉾。但し今年はハプニングの影響を受けて1時間ほど遅れての巡行
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