活動報告ブログ
2019.10.17
R01.10.16ミニウオーク「奥嵯峨野 じっくり散策ウオーク」
2019.10.16 ミニウオーク奥嵯峨野 じっくり散策ウオーク 天気 晴れ 参加者数 35名
10月度ミニウオークの第3弾。JR・嵯峨嵐山駅前に、参加者28名、スタッフ7名、計35人の少人数が集まりました。暑くもなく寒くもないウオーク日和、奥嵯峨野目指して出発しました。平安の時代、小野篁が現世と冥界の冥途通いをしていたと言わている嵯峨の「六道の辻」を訪ねた後、清凉寺へ。
夜、六道珍皇寺の井戸を入口として冥界に行き、朝に旧福正寺にあった井戸を出口としてこの世に戻ったと言われる「生の六道」の石碑がありました。ここ清凉寺が冥界の出口というお話を初めて聞きました。その後住宅街の細道を進み、薄暗い竹藪を抜けて藤原定家の山荘であった「厭離庵」を訪ねました。嫌われ人里離れた寂れた庵で百人一首を編纂されたようです。その後、五山送り火の鳥居形の山麓の緩く長い愛宕街道の登り道を黙々と歩き、化野念仏寺に参拝。写真撮影は禁止されていて、撮影は出来ませんでしたが、境内に眠る約8000体の石仏・石塔群は壮大で、中国の兵馬俑を想いだしました。ここで、約20分自由時間をとり、平安の昔、風葬の地であった「あだし野」の雰囲気を味わいました。その後、松尾芭蕉の弟子・向井去来の庵である落柿舎、昭和初期の大スター大河内伝次郎の別荘大河内山荘前で語り部のお話を聞き、以降自由歩行となりました。多くの人は、嵐山公園亀岡地区の広場で昼食を取った後、竹の径を通って、JR・嵯峨嵐山駅に無事ゴールしました。
化野念仏寺、初めて参拝された方がほとんどで、たくさんの石仏に感動しました。
JR嵯峨嵐山駅で出発式
ストレッチ体操
嵯峨の六道の辻
清凉寺で語り部の話を聞く
小野篁が冥界から帰ってきた「生の六道」の碑
藤原定家の山荘の厭離庵は暗い藪を抜けた先にあった
化野念仏寺
かわいい石仏
松尾芭蕉の弟子・向井去来の草庵「落柿舎」の前で語り部
昭和の大スター「大河内伝次郎」の別荘「大河内山荘」前で語り部の話を聞く