活動報告ブログ
2020.07.09
R02(2020).07.05 京都市電(伏見線)廃線跡ウオーク
R02(2020).07.05 京都市電(伏見線)廃線跡ウオーク 曇りのち晴れ 参加人数 272名
新型コロナウイルスの感染防止で長らく休会となっていた例会、久しぶりに再会となりました。当協会でも「三密や濃厚接触を避けた受付」を初めて実施、参加者には、まず整列行列をお願いし、体温測定からアルコール除菌を経て、住所・氏名明記の参加申込票を提出頂き、所定の受付をすまし出発頂きました。我々にとって初めてのプロセスでしたが、参加者皆様のご協力を頂き大きなトラブルなく、受付が完了でき、お礼を申し上げます。
ところで、本日のウオークコースは、125年前に日本で初めて開通した路面電車(伏見線)の廃線跡巡りです。鉄道事業記念碑がたてられた始発駅「東洞院塩小路」跡を起点に出発しました。開通当時の伏見線は、路線長6.3㌔、運行時間40分(時速9㌔)と速足並みで、好きな場所で自由に乗降できる運用で、中間駅はありませんでした。
竹田街道(当時の伏見線が運行されていた路線跡)を一路南下、十条、深草、竹田出橋を経て深草へ。伏見城下町に当たる深草には、かって大名屋敷が立並び由来地名が今も残ります。その一つ、前田藩加賀屋敷跡の公園で大休止です。涼しかった出発時点と異なり、11時頃には、夏日となり、熱中症対策にも注意しました。
大手筋をさらに南下すると、和菓子駿河屋本店に至ります。ここが南の終点「伏見町下油懸」駅に当たり、現店主は伏見線ゆかりの写真や絵図などを展示、往時を説明してくれました。更に南下して、京阪電車中書島駅で無事ゴールとなりました。
久しぶりのウオーク行事、皆さんは喜んでおられました。
体温測定に協力いただく
同じく体温測定
次にアルコール除菌に協力頂く
同じくアルコール除菌に協力頂く
フェースシールドを付けて、受付対応する
三密を避けてのウオーク
伏見線は、伏見稲荷大社に接続を伸ばし、業容を拡大した。
月桂冠・昭和蔵前にて
「伏見町下油かけ」の終点跡に記念碑
「油かけ」終点に接していた「駿河屋本店」が、往時の写真などを展示、店主が親切に解説しておられた。
現駿河屋本店の位置に、終点駅が接していたとの事。
幕末・明治維新時に戦いがあった京橋の史跡。