活動報告ブログ

2022.08.30

R04.08.28 ラジオ塔遺構ウオーク

202.08.28(日)   ラジオ塔遺構ウオーク 快晴  参加者数 161名 

 猛暑の続いたこの8月最後の日曜日、風もあり、少し暑さも和らぎ、歩きやすい日となりました。今回は、時計を100年程戻して、歴史を振り返るウオークをしました。大正14年(1925)、日本でラジオ放送が開始されましたが受信機がまだ高価なものであり、直ぐには一般家庭に普及せず、街頭ラジオとして「公共のラジオ受信機」が設置され、近所の人が集う場とされていました。京都市内には今でも、8つのラジオ塔遺構が公園に残されており、今日は代表的な公園を5ケ所巡りました。JR・京都駅を出発し、最初に東洞院通りにある御射山公園を訪ねました。昭和初期に公園に隣接する日彰小学校(現在の高倉小学校)の校庭に設置されていたようで比較的新しいものに見え噴水のような見た目で公園に溶け込んでいました。次に京都御苑を過ぎ智恵光院通りにある橘公園を訪ねました。球技ができるグランドの奥の片隅にひっそりと建っていました。次に向かったのが船岡山公園。船岡山の手前での誘導員の指示に従って進むと、長く続く石段の登り道。疲れがどっと出て、やっと頂上の野外ステージについたら、ラジねえの指導によるストレッチとラジオ体操が行われていました。疲れた足の筋肉を解すためにさっそく、体を動かしました。リラックスして、船岡山公園にあるラジオ塔遺構を見ることを忘れて、次の北大路通りに向かいました。北大路通りを東進し、堀川通りを北に進み、紫野柳公園に到着。置き時計のようなフォルムで、当時としては異色のデザインのラジオ塔遺構を見ることができました。最後に、京都府立大学近くにある橘公園を訪ねました。結構モダンな形で、側面に、旧NHK京都放送局のコールサインであった「JOOK」と表記された腐食した銘板が貼られ、歴史を感じました。直線コースが多く、実態よりも長く感じたコースでしたが、ちょっと変わった京都の歴史を歩くことができ楽しい一日となりました。 

御射山公園のラジオ塔

橘公園のラジオ塔

船岡山公園でストレッチ&ラジオ体操①

船岡山公園でストレッチ&ラジオ体操②

紫野柳公園のラジオ塔

萩公園のラジオ塔

最終更新日:2020/06/22

発足:2007/01/01

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