活動報告ブログ一覧
2022.10.05
R04.10.02堀川通りの七不思議めぐり
2022.10.02 堀川通りの七不思議めぐり 晴れ 参加者数 229名
地下鉄北大路駅改札前の、コンコースに集合し、消毒、検温後、受付を済ませて其々出発して行かれました。出発してすぐ地上に出る階段を登りますと、眩しい強い日差しの洗礼を受けました。北大路通りを西に進み、北大路堀川の交差点を左折してすぐに、紫式部と小野篁のお墓がありました。お墓の入り口には、紫色のムラサキシキブの実が成っていました。堀川通りをさらに下がって水火天満宮に着きました。境内には道真の伝説が残る「登天石」が鎮座していました。となりの扇町公園で休憩後、お茶の千家と裏千家の前を通り、応仁の乱の合戦地にあった百々橋の礎石を観て、堀川通りに戻り南下しました。今出川通りを過ぎて、陰陽師・安倍晴明を祀る「晴明神社」に着きました。ここは、人気スポットで、大勢の参拝客が訪れていました。その後、この世とあの世をつなぐと言われている「一条戻り橋」から、堀川遊歩道を進みました。市民の憩いの場で時々散歩をする人とすれ違いました。二条城前を過ぎて、蛸薬師通から西洞院通を南に向かい、綾西公園で昼食休憩をとりました。
さらに堀川通りを進み、京の名水「左女牛井(さめがい)」を訪れ、さらに進んで、まだ青い西本願寺の「逆さ銀杏」、梅ケ枝の手水鉢、芹根の水(京の名水)を観た後、京都駅横の東塩小路公園にゴールしました。少し暑かったですが京都の町を北から南へ、ずっと下りの快適なウオークでした。

紫式部と小野篁の墓(左の大きい方が式部)

入り口になっていたムラサキシキブの実

水火天満宮の登天石

百々橋の礎石(橋は洛西竹林公園に移設されている)

晴明神社の鳥居(五芒星額がかかっている)

晴明井(無病息災のご利益がある)

一条戻り橋

堀川遊歩道を行く

左女牛井(千利休も愛した京の名水で、戦時中堀川通りの拡張工事で枯れてしまった)

青い逆さ銀杏

梅ケ枝の手水鉢(古墳から出土した石棺の蓋)

芹根の水(京の名水)
2022.09.17
聖徳太子没後1400年 太子道・千代の古道からお月見へ
2022.09.15 聖徳太子没後1400年 太子道・千代の古道からお月見へ 晴れ 参加者数 149名
JR円町駅を出発し、佐井通りを南に進みました。太子道を右折し西へ進みました。聖徳太子を祀る太秦広隆寺に向かう道は、太子道と呼ばれています。
天神川を越えてさらに進み、蚕ノ社に着きました。正式には木島神社といわれています。帰化人秦氏がもたらした、養蚕を祀る神社で、境内の元糺の池には珍しい三角の鳥居が鎮座します。
蚕ノ社を過ぎて、広隆寺前から右折して広隆寺の外塀に沿って進み、太秦映画村の中を通る道を進みます。左右に撮影に使われるセットの古い街並みが見えました。
JR嵯峨野線のガードを潜って、丸太町通りに出て左折し西に進みました。常盤野児童公園を過ぎて、丸太町山越を右折して進みます。一条山越を左折して、広沢の池に着きました。五山送り火ウオークのとき賑わっていた、池の茶屋もひっそりしていました。
児神社の前の横断歩道を渡り、緩やかな棚田になっている中を貫く千代の古道を進みました。正面の雄大な愛宕山に向かって進み、大覚寺に着きました。さらに進んで、有名な豆腐屋の前を通り、清凉寺前を左折して丸太町通りから、JR嵯峨嵐山駅にゴールしました。日差しはありましたが、秋らしいウオークでした。

太秦広隆寺への道太子道を進む

蚕ノ社の三本鳥居

広隆寺

千代の(ちよのふるみち)の石標

広沢の池と愛宕山

田んぼの中に立つ千代の古道標

咲き出した畔の彼岸花

清凉寺
2022.09.12
R04.09.11京の元祖と本家を訪ねる
2022.09.11 京の元祖と本家を訪ねる 晴れ 参加者数 146名
快晴のJR京都駅前を出発し、先ずは京都ラーメン発祥地の本家第一旭と新福菜館本店前を過ぎました。今日も店前には大勢のお客さんが並んでいました。五条児童公園で休憩後、木屋町通りから松原通から麩屋町通りを北に進んで千枚漬け発祥の老舗・大藤本店に。姉小路の蕎麦ぼうるの総本家河道屋を訪れました。三条通を東進し、三条大橋を渡り東山三条から南に進み、祇園石段下から円山公園に左折して進み、いもぼう平野家本家といもぼう平野家本店に至りました。円山公園でトイレ休憩をすまし、知恩院三門前を神宮道へと進み、何やら大音量の鳴り響く岡崎公園に着き、昼食としました。昼食中も大音量の音楽が鳴り響き、落ち着かない昼食でした。
昼食休憩をとった後、午後は平安神宮前を通って丸太町通りから、春日北通りを西に進んで、向かい合わせに建つ聖護院八ツ橋総本店と本家八ツ橋西尾老舗を訪れ、お土産にあん入り生八ツ橋などを購入されたウオーカーも多くおられました。最後は東大路を南進し、東山三条にゴールしました。暑いウオークでした。

河原町通りを北へ

千枚漬け発祥の老舗・大藤

総本家河道屋

いもぼう平野家本家

いもぼう平野家本店

平安神宮

聖護院八ツ橋総本店

本家八ツ橋西尾老舗
2022.08.30
R04.08.28 ラジオ塔遺構ウオーク
2022.08.28(日) ラジオ塔遺構ウオーク 快晴 参加者数 161名
猛暑の続いたこの8月最後の日曜日、風もあり、少し暑さも和らぎ、歩きやすい日となりました。今回は、時計を100年程戻して、歴史を振り返るウオークをしました。大正14年(1925)、日本でラジオ放送が開始されましたが受信機がまだ高価なものであり、直ぐには一般家庭に普及せず、街頭ラジオとして「公共のラジオ受信機」が設置され、近所の人が集う場とされていました。京都市内には今でも、8つのラジオ塔遺構が公園に残されており、今日は代表的な公園を5ケ所巡りました。JR・京都駅を出発し、最初に東洞院通りにある御射山公園を訪ねました。昭和初期に公園に隣接する日彰小学校(現在の高倉小学校)の校庭に設置されていたようで比較的新しいものに見え噴水のような見た目で公園に溶け込んでいました。次に京都御苑を過ぎ智恵光院通りにある橘公園を訪ねました。球技ができるグランドの奥の片隅にひっそりと建っていました。次に向かったのが船岡山公園。船岡山の手前での誘導員の指示に従って進むと、長く続く石段の登り道。疲れがどっと出て、やっと頂上の野外ステージについたら、ラジねえの指導によるストレッチとラジオ体操が行われていました。疲れた足の筋肉を解すためにさっそく、体を動かしました。リラックスして、船岡山公園にあるラジオ塔遺構を見ることを忘れて、次の北大路通りに向かいました。北大路通りを東進し、堀川通りを北に進み、紫野柳公園に到着。置き時計のようなフォルムで、当時としては異色のデザインのラジオ塔遺構を見ることができました。最後に、京都府立大学近くにある橘公園を訪ねました。結構モダンな形で、側面に、旧NHK京都放送局のコールサインであった「JOOK」と表記された腐食した銘板が貼られ、歴史を感じました。直線コースが多く、実態よりも長く感じたコースでしたが、ちょっと変わった京都の歴史を歩くことができ楽しい一日となりました。

御射山公園のラジオ塔

橘公園のラジオ塔

船岡山公園でストレッチ&ラジオ体操①

船岡山公園でストレッチ&ラジオ体操②

紫野柳公園のラジオ塔

萩公園のラジオ塔
2022.08.23
R04.08.21魑魅魍魎の世界の妖怪退治をさぐる
2022.08.21 魑魅魍魎の世界の妖怪退治をさぐる 曇り後晴 参加者数 149名
得体のしれない妖怪などを、魑魅魍魎と言いますが、今回は京の都に残る、魑魅魍魎Yの世界を訪れ、震えあがる妖怪退治を思いましょう。JR二条駅を出発して、二条公園の北にあったと言われる鵺池と鵺大明神に参りました。さらにたどって、陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社から、一条戻り橋を通って、京都御苑に至りました。京都御所の鬼門・猿が辻に、烏帽子を被り御幣を担いだ猿を観て、広い御苑を通り抜けて、下御霊神社から三条河原近くにある秀次一族の菩提を弔う瑞泉寺に立ち寄り、先斗町を通り抜けて四条大橋を渡り、八坂の塔を仰ぎ見ながら登り清水寺に着きました。六花亭前から、鳥辺野の墓地の中を下りて東山五条から、五条公園にゴールしました。皆さんがゴールされた後、突然のどしゃ降りに遭い、ゴールされた後で良かったとスタッフ一同、胸をなでおろしました。

鵺池

晴明神社

猿が辻の猿を観る

京都御苑を通り抜ける

下御霊神社

豊臣秀次一族の菩提を弔う瑞泉寺

静かな先斗町

八坂の塔を目指して

ビューポイントの八坂の塔

清水寺